«恋愛No.66 特別な日には»

「特別な日には」

大好きなあなたに会うために

朝、いつもより少し早く起きて
朝、いつもより少し長い身支度
朝、いつもより少し速く開く扉

大好きなあなたに会うために

駅、いつもより少し早く着いて
駅、いつもより少し長く待って
駅、いつもより少し速く乗込む

大好きなあなたに会うために

私、いつもより少し丁寧で
私、いつもより少し急いで
私、いつもより少し笑顔で

大好きなあなたに会える日は
いつもより少しだけ違うリズムで
あなたは気づいているのかな？

（記）2005/11/03

«恋愛No.65 優しいあなた»

「優しいあなた」

なんでそんなに優しいの
泣き出してしまいそう
すがりついてしまいそう

そんな優しい笑顔を向けないで
あなた中心に回りだしそうな私の世界が始まる前に
あなたの側にいつまでもいたいと願わぬうちに

あなたの優しい笑顔
でも時に残酷なほどのあなたの優しさ
優しいあなたの全てが欲しくなる前に

どうか・・・

（記）2005/11/25
（訂）2005/12/04

«恋愛No.64 お似合いのふたり»

「お似合いのふたり」

あなたと過ごしたいと願って
この日は特別な気がしてたから

いつもは早く帰るあなたも
今日だけはゆっくり居てくれて
ふたりでゆっくり過ごせるように願って

でもあなたは今日も仕事で
忙しくて私の所まで来られないって
ごめんって言うから
本当は言いたかったけど諦めた

・・・一緒に居たいよ

一緒にケーキ食べたいし
一緒にシャンパン開けたいし
一緒におめでとうって言いたかったのに

あなたはいない
私はひとり部屋の中

寂しくて悲しくて
何だか切なくて涙か出そうになった

どうしてもあなたに会いたくて
どうしてもあなたの声が聞きたくて
何気なくケータイを手に取って
待ち受け画面を見つめてしまう

あなたからの電話が来る事を願って

願ってばかりの私
忙しいばかりのあなた
実はお似合いなのかもね？

（記）2005/11/27

«恋愛No.63 メリークリスマスを君に»

「メリークリスマスを君に」

去年までは君と過ごしてた日

クリスマスソングの鳴り響く街
ふたりで温め合って歩いた街
大きなツリーのイルミネーションに感動した
幸せをふたりで分け合って過ごした冬の日

今年は君と過ごすことはできないけど
あの頃の温かさを思い出しながら
ひとり寒さを凌いであの街を歩く

幸せだった日を思い返して
ますます寒さを感じて
でも君を少し感じて温かさも思い出す

まだ君を忘れられない僕だけど
ただ忘れゆく日の中で
君を想う日があってもいいと思うから

今年は君に言えないけど
・・・メリークリスマス

（記）2005/11/27

«恋愛No.62 冬を»

「冬を」

冬だと思うのはどんな時？
そう君が聞くから

少し考えてみた
何気なく冬を迎えて
何気なく冬を越して
そんな今までを少し反省

でも今年は君がいてくれたから
冬を感じることができた

僕は君の言葉で季節を感じて
僕は君の言葉に感謝する

何気なく君が側にいてくれて
何気なく君と過ごす冬も幸せ

君とめぐる季節を感じて
僕は幸せを感じる

（記）2005/11/14

«恋愛No.61 幸せな日常»

「幸せな日常」

バイバイまたね

そう言って今日に別れをつげる
そして明日になったら

オハヨウまた会えたね

そう言ってキミと笑顔を交わす
そして新しい今日がはじまる

またねと言って
また会える幸せ

キミの笑顔が何よりも
ボクの幸せ

（記）2005/11/03
（訂）2005/11/08

«恋愛No.60 君の背中»

「君の背中」

どんな言葉で表しても
どんな言葉を口にしても

君に届かなければ意味がない

どんなに叫んで
どんなに泣いても

君は遠ざかっていった

伝わらなかった僕の想いが
僕のこころに渦巻いて
叫び出したいほどの想いがあると

君の背中を見ながら確かに感じた

このもどかしいほどの想いを
どうすれば君に伝えられる？

この痛みや悲しみは
どうすれば君に伝えられる？

君に届かない言葉
君に伝わらない想い
呆然と佇む僕の視界が歪む
君の姿が霞んで消えそうになる

悲しいとか切ないとかじゃなくて
ただ淋しく思う
この思いがどうか伝わればいいと
ただ寂しく祈る

（記）2005/10/10
（訂）2005/11/08