«恋愛No.52 君に名前を呼ばれると»

「君に名前を呼ばれると」

君に名前を呼ばれるたびに
僕の鼓動は忙しくなる

君に名前を呼ばれるだけで
僕の胸は苦しくなる

君に名前を呼ばれることが
僕の中で大切な事になる
自分の名前が好きになる

君に名前を呼ばれる時に
僕が大切なのは君だと感じる
自分にたくさんの感情が眠っていたこと
君に会うまで知らなかった

君に名前を呼ばれるたびに
僕は嬉しくて君の側にいたいと思う
そして同じだけ君の名前が呼びたくなる

（記）2005/09/10
（訂）2006/01/04

«恋愛No.51 笑顔の彼と俯き加減の私»

「笑顔の彼と俯き加減の私」

あなたに話し掛けられると赤面しそうになって
いつも下を向いてしまって顔が見れないけど

知ってるよ
あなたの笑顔がとても綺麗なこと
あなたの困ったときの笑顔が可愛いこと
あなたの怒った顔が何だか悲しげなこと

あなたが私を見てないときは私があなたを見てる
あなたが私を見ているときは下を向いちゃうけど
知ってるよ
あなたの私に向けてくれる笑顔もきっと素敵だってこと

でも側で見てしまったら心臓が止まっちゃうかもしれないから
もうしばらくは遠くから見つめていさせて
もうすぐ私から会いに行くから
そのときはちゃんと顔をあげるから

あなたに言いたいことがあるの
ずっと前から胸に秘めてきたけど
もうすぐだって予感がする
あなたに近づきたいって思ったときから感じていた予感

だから我侭かもしれないけど
もうすこしだけ待っていていほしい
呆れてしまわないでほしい
ちゃんと顔をあげてあなたを見られるようになるから

嫌いなんじゃない　好きだから見られないだけ
あなたはきっと逆だと思ってるから
私がこの気持ちを伝えたら
あなたの驚いた顔に会えるかな？

（記）2005/09/09

«恋愛No.50 あなただから»

「あなただから」

いっそ男だったらよかったのに
そうしたら きっと
あなたに惹かれることも
こんなに悲しい思いもしなかったのに

“もしも”なんて考えてもしかたないけど
考えずにいられない
もしもあの時あなたに出会わなければ
私は今こんな想いを抱かずにいられたかな？
こんなにも枕を濡らす夜を過ごさなかったかな？

でも やっぱり私はあなたが好きで
その事実はいくら考えても変わらないから

もう少し　もう少しだけ
この想いにピリオドを打たせないで・・・
もう少しだけ
この想いを抱いていさせて

出会った時間　場所なんか関係ない
もし私が男だったとしても関係ない
ただ今の私があなたを想っていることに変わりがないから

あなたを好きでいさせて・・・

（記）2005/08/31

«恋愛No.49 刻を止めた想い»

「刻を止めた想い」

私のこころはあの日から止まったまま
もう凍えてしまいそう

でも やっぱり時を止めてしまったまま

あなたにもう会うことはないと
わかっているのに
でも この想いを手放せないまま

時が止まったままの私のこころ
あなたへの想いが消えてしまわない代わりに
あなたへの想いが育つこともない

なんて悲しい
なんて辛い
でも どうやってもあなたへの想いを消せない私

この想いが与えてくれるのは
切なさ 悲しみ 痛みばかり
少しも優しくなくて あたたかくもないけど

あなたが少しでも私を覚えていてくれるなら
あなたが少しでも私を覚えていてくれるから
その間は抱いていさせて

この想いが例え止まったままでも
この想いが例え届かなくても
ただ想えるだけで少し笑えるから

だから・・・

（記）2005/08/31

«恋愛No.48 残酷なほどの優しさ»

「残酷なほどの優しさ」

ともだちに戻ってほしい

どうして戻れると思う？
こんなにもあなたが好きなのに
私はあなたをただの友だちだと思えないのに

あなたはそう思えるの？本当に？
ただの友だちだと思えるの？

戻るなんてできない
でも大好きなあなたの言うことだから
淋しいし 悲しいけど
友だちに戻ったふりくらいはできるよ・・・

あなたはきっと気付かないふりをするから

やっぱり友だちにはなれないね・・・きっと

最後までみせる優しさが
私を傷付けていることわかってる？
あなたの優しいところが大好きでした
でも今はその優しさに涙も渇れてしまった

あなたが全然優しくなんてないと
はじめて知った

おかしいけど最後に
あなたの新しい一面がみれてよかった

さようなら

（記）2005/08/31

«恋愛No.47 戻らない言葉»

「戻らない言葉」

あなたなんて嫌い

思ってもいないのに
帰ってこない時間さえ恨めしい
自分が言ってしまった言葉なのに

こんなにも私が落ち込んでしまってる

あなたはどう思った？
ごめんなさい
きっと傷つけちゃったよね・・・

私が言われたくない言葉をあなたに言ってしまった
この事実はもう変えられないけど
今さらだとあなたは笑うかもしれないけど

きちんと謝らせて？
そして好きだと言わせて？

（記）高校時代

«恋愛No.46 写真のあなた»

「写真のあなた」

あなたと写った大切なモノ
幸せだったあの頃を思い出させるモノ
そして私の涙を溢れさせるモノ

今いないあなたを思う
あなたは今こんな笑顔で誰かの側にいるの？

そんな風に思って頬を伝う涙を感じる
どうしてあの頃のままでいられないのか
そんな事を思いながら

幸せだった過去を閉じ込める
何十年かしてまた会えた時に
笑顔であなたの話が出来るように
今は眠らせて

でもあの箱をみるたびに思うのは
やっぱりあなたとふたりの写真

（記）2005/11/10
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