«感情No.83 あるがままに»

「あるがままに」

気ままに、思うままに
綴っていく言葉があること
綴っていく言葉を持てること

それがなんだか心地よくて

その音色に
そのリズムに
その形状に

心癒されるような

気ままに、思うままに
綴っていける
綴る自由がある

それがなんだか心地よくて

今日も溶け出していく言の葉に
自身も溶けていき


　　気ままに、思うままに
　　　　　晴れやかに、和やかに

（記）2006/10/05
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«感情No.82 がんばる音»

「がんばる音」

試験中の静かな雰囲気が好き

いつものざわめきはなりを潜めて
ただ小さな音が鳴るばかり

いつもは聞こえなかった音
小さな小さな音たち
その音さえも大きく聞こえるような

静かな雰囲気が好き

ふと耳をすまして聞き惚れて
そしてまた私もその音に紛れていく

（記）2006/10/21
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«感情No.81 卒業、そして»

「卒業、そして」

僕たちが過ごした場所
僕たちが過ごした時間

たくさんの思い出と一緒に
こことは違う場所へ巣立っていく

みんな胸を張って
この場所から巣立っていくんだ

この場所にはもういられないけど
僕たちはひとりひとり
自分の居場所を見つけに行くから

またいつか笑って会えるように


今日でここから卒業
明日への一歩がまた始まる

（記）2006/10/13
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«感情No.80 誕生より刻まれる時»

「誕生より刻まれる時」

時間というものは
流れるものらしい

その流れに
そっと身を寄せて
その流れに入る

ふと聞こえた優しい声

今日から同じ時を
過ごしていく仲間だね

生まれてきてくれて
ありがとう

その声があまりに優しげで
何か答えたくて声をあげた

（記）2005/10/08
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«感情No.79 とっておきの行動»

「とっておきの行動」

思うことを
思う通りに

言葉にするのは簡単で
行動に移すのは困難で

でもそれでも
思う通りに生きてみたいから
自分が思ったことを大切にしたいから

少しずつ機会を作って

少しずつ実行していこう

自分の思うがままに
自分のあるがままに

（記）2006/09/04

«感情No.78 生きること»

「生きること」

生きることって
何だかとっても難しい

でも生きることって
何故だかやっぱり
やめられない

どんなに難しくても
どうしてだろう

まだ私やめてない

生きることって
難しいけどやめられない

やめたくないんだ

（記）2006/09/03

«感情No.77 時間の流れを感じて»

「時間の流れを感じて」

じっと膝を抱えて
じっと下を向いて

何も感じたくなくて
ただただ無になりたくて
僕はひとり暗闇の中へ


日の暖かさを感じて
風の柔らかさを感じて
僕はそっと顔を上げ


僕はどれだけの時を
ただ俯いて過ごしたんだろう

周りの景色は様変わりしていて
僕は込み上げてくる涙を
止められず　止まらないそれは
とても温かくて

変わってしまった景色が寂しいからなのか
移り変わった景色に出逢えたからなのか
わからないけど

僕は涙を流しながら　たしかに
時間の流れを見た気がしたんだ

僕はその優しさに
また一筋の涙を流して


僕の時間はまた動き始めた

（記）2006/07/24
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