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詩がメインのブログです。自由気ままに、日常で感じた事を素直に言葉していきます。
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2012
09,19
「ある台風の日に」

外はすごい音と水で溢れてた
でも部屋の中では温かく
優しいあなたに包まれて

私は何だか怖さも忘れて
まどろんで
あなたに笑われて

すごく怖いけど
あなたといるとそれも遠くなる

あなたが怖くないように
私もそっとあなたを抱きしめて

ふたり寄り添って
時間が過ぎるのを待って
速く何事もなく過ぎればいい

そんなことを願いながら
夢の中へ落ちていく

明日は綺麗に晴れるといいね

(記)2008/03/11

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2012
09,19
「ある雷の轟く日に」

雷が鳴って
部屋がまっくらになって

驚いて窓の外を見た

ぴかっと光る空に見惚れて
大きな音に驚いて固まって

それでも窓の外を眺めてた

部屋の中より外のほうが
明るくなる瞬間を眺めてた

大きな音はびっくりするけど
ひとりの時間を忘れるふりして
じっと外の光に集中して

怖いなんて気持ちも忘れたふり

光る一瞬は綺麗だけど
やっぱり怖い雷の夜

(記)2008/03/11

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2012
09,19
「ある雪の日に」

行ってきますと声をあげて
いつものようにドアを開けて

いつもより寒いなんて思っていたら

ドアの先に広がる白い世界
思わず感嘆をあげてしまう私

いつもの道が輝いて見えて
真っ白い道に私の跡をつけながら
ゆっくり歩く朝

ふりかえって私に続くその跡に
思わず嬉しくなって
たくさん歩いたいつもの道

そして私の跡に並んでいく
友だちの跡が増えて

そして終点では白さはなかったけど

みんながここに来たよって
目で見えて、ちょっと
ほっとできた朝の白と黒の道

(記)2008/03/11

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2012
09,19
「ある風の吹く日に」

今、頬を撫でるこの風は
どこへ吹いていくのかな

あなたの側へいくのかな

それとも、この風は
あなたの横を通ってきたのかな

目には見えないこの風が
私とあなたを繋いでくれたら
そう願ってしまう私は

こんなにもあなたが好きで

そして、優しく頬を撫でていく
この風さえも愛しくなった

(記)2008/03/11

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2012
09,19
「ある虹のでた日に」

いつもの帰り道
もう君と歩くことのない
この道を

僕はひとりで

ため息ついて
下を向いて

僕はひとりで
涙が溢れないように上を向いて
そして涙も止まった

僕はその七色の光に魅了されて
その一時は悲しいことも
涙が溢れそうだったことも
ぜんぶ忘れて、ただ

その光の橋を見上げていた

(記)2008/03/11

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2012
09,19
「ある雨の日に」

雨が降る
雨が降る音を聞く

僕はひとり部屋の中

雨音の響く部屋の中
雨が降っていることを感じて
そっと耳を澄ます

雨音だけが僕に響く

僕の中の何かが溶け出して
僕の頬にも雨が降る

静かに、部屋に雨が降る

(記)2008/03/11

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2012
09,19
「ある曇りの日に」

僕の心の曇り空
すっかり写ったような空模様

空を見上げて思う僕

そんな僕のことなんて
きっと君は気にしていないのに

僕だけが君を見上げて
僕だけが君を気にして

もう少し僕の心の雲が重くなる

雨がもうすぐ降り出しそうだ

(記)2008/03/11

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