«感情No.2 いつか届いてほしい気持ち»

「いつか届いてほしい気持ち」


つい余計な一言が出てしまいそうになる
それを必死に押しとどめる
そんな自分を思うとおかしくなる

だって貴方のことを意識しているってわかるから


好きじゃなければ
言葉ひとつひとつに気を向けたりしない
好きじゃなければ
言葉をじっくり選んだりしない
何より我慢して言わない言葉をつくらないから


だから私はそういうとき
今　目の前にいる人が大切な人なんだと
改めて思う

今　目の前にいる人を大切な人なんだと
改めて思う


私の行動ひとつひとつを見ると
まるで好きだと言っているよう

目の前にいる貴方は気づいているかな
私が貴方を好きで大切だということに

すぐ側に来て微笑んでいる貴方は
私がその笑顔を守りたいと思っていることに
いつ気がついてくれるだろうか


そう　気がついて
いつかきっと

そして　私を見てください

いつかきっと
その笑顔を私に向けてください


だから側にいます

だから言葉を慎重に紡いでいきます

貴方の側で微笑みながら

（記）2004/12/14
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