«感情No.109 ダメな日もあっていいよね»

「ダメな日もあっていいよね」

ダメな日

何をしてもダメな日
なんだか何をしても失敗ばかりで
なんだか何をしてもしっくりこなくて

そんなダメダメな自分に
ため息しか出てこない日

ちょっと一休みして
ちょっと空を見上げてぼんやり

ダメな自分もいてもいいのかと
ぼんやり思って

ダメダメな中でも一ついいことを見つけて
ちょっとにんまり

明日はいい日になりますように！

(記)2013/01/09

«感情No.108 たいしたことないよ»

「たいしたことないよ」


こんなことくらい

こんなことくらい

たいしたことないよ



そう言葉にしながら
心の中では


私にはおおきなことで

こんなことなんて言葉で片付けられなくて


自分のその言葉にまた傷ついて


でも心配かけたくなくて

また今日も繰り返す


たいしたことないよ
私は大丈夫だよ


心の悲鳴に耳をふさいで
今日も繰り返す悲しい連鎖

でもこんなことくらいたいしたことないよ
あなたの笑顔が曇ることに比べたら


あなたには笑っていてほしいから

今日も私は・・・

(記)2013/01/09

«TOP詩No.5 のんびり行こう»

「のんびり行こう」

のんびり行こうよ

そんなに慌てて
そんなに急いで

のんびり行こうよ

転ばないように
踏外さないように

のんびりと
周りを見てみてよ

空だって雲だって太陽だって
風だって花だって地面だって

ほら君に微笑んでるでしょ？

（記）2005/11/03
5代目TOP詩

«TOP詩No.4 君と雪そして僕»

「君と雪そして僕」

だんだんと寒さが増して
だんだんと君の息づく色が見えてくる

しろい　しろい　君の息吹
しろい　しろい　雪に交じって

そんな白い世界に魅了されて
僕はただ見つめていた

白く寒い世界に君が交じるだけで
なんだか温かいと感じて
君をただ見つめていた

ふり向いた君が言った一言に
世界が優しく温かく感じられて
寒い季節の中にある温かさを感じた

君が僕に言った一言が
僕に温もりと幸せをくれた

君と僕と雪の白さが交ざり合った
そんな寒くて温かい幸せな日

（記）2005/11/02
4代目TOP詩

«TOP詩No.3 貴方へと歌う»

「貴方へと歌う」

歌いましょう
ただ気持ちのままに
その身を唄にとかし込み

ただ純粋に
ただ密やかに

歌いながら思うのは
とおい貴方のこと
この唄が届かなくても
貴方へ向けて歌いましょう

歌いましょう
声を高らかに鳴らして
いつか貴方に聴こえるように

唄を歌い　声をあげ
貴方の町まで届くように

貴方へと続くこの唄を

（記）2005/09/30
3代目TOP詩

«TOP詩No.2 声が聴きたい»

「声が聴きたい」

おはようと声をかけられ
おはようと返事をかえせる

挨拶を交わすだけで嬉しくて
今日一日がしあわせな日になる
単純だと言われるけど
あなたとの挨拶は特別だから

明日も明後日も
あなたと挨拶できるように
あなたの声が聴けるように

いつもの時間　いつもの場所に
遅れないように玄関のドアを開く
ほんの些細なこと
でも私にとっては大切な日課

（記）2005/09/10
2代目TOP詩

«TOP詩No.1 何が見えますか？»

「何が見えますか？」

あなたには　何が見えますか？
わたしには　青い空が見えます

あなたには　何が見えますか？
わたしには　眼前に広がる町並みが見えます

あなたには　何が見えますか？
わたしには　笑顔が見えています

あなたが　わたしに向けてくれる暖かな笑顔が
あなたが　わたしに見せる優しげな笑顔が
わたしには　見えています

あなたには　見えますか？
わたしの　あなたへ向ける微笑が
わたしの　あなたへの想いが

見えているでしょうか？

（記）2005/05/21
初代TOP詩