«感情No.78 生きること»

「生きること」

生きることって
何だかとっても難しい

でも生きることって
何故だかやっぱり
やめられない

どんなに難しくても
どうしてだろう

まだ私やめてない

生きることって
難しいけどやめられない

やめたくないんだ

（記）2006/09/03

«感情No.77 時間の流れを感じて»

「時間の流れを感じて」

じっと膝を抱えて
じっと下を向いて

何も感じたくなくて
ただただ無になりたくて
僕はひとり暗闇の中へ


日の暖かさを感じて
風の柔らかさを感じて
僕はそっと顔を上げ


僕はどれだけの時を
ただ俯いて過ごしたんだろう

周りの景色は様変わりしていて
僕は込み上げてくる涙を
止められず　止まらないそれは
とても温かくて

変わってしまった景色が寂しいからなのか
移り変わった景色に出逢えたからなのか
わからないけど

僕は涙を流しながら　たしかに
時間の流れを見た気がしたんだ

僕はその優しさに
また一筋の涙を流して


僕の時間はまた動き始めた

（記）2006/07/24
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«感情No.76 生きることに»

「生きることに」

生きる意味

そんなものに縛られて生きたくない
そう思って自分の力で踏ん張ってるみたいに

僕は思ってたんだ

でも時にその意味がほしくて
もがいて足掻いて
手に入れようと

手を伸ばしてしまいたくなる

でも僕はやっぱり
ピンっと背筋を伸ばして
ただそれよりも

こうして生きていることに
喜び感謝したいと

僕はそう思うんだ


そう思った僕は今
・・・生きてるんだ

（記）2006/07/24

«感情No.75 キミへ歌おう»

「キミへ歌おう」

キミのために僕は歌おう

キミが悲しい涙で頬を濡らすなら
キミが悔しいと声を押し殺して泣くのなら

僕はキミへ届くように歌うよ


だから僕の声に気づいたら

キミを想う僕を思い出して
キミの笑顔を僕に見せて

だから僕はキミのために
喉を震わせ力の限り
でもそっと優しくキミへ

歌を歌うよ

キミの元へ届くように

（記）2006/07/24

«感情No.74 思い出して僕のこと»

「思い出して僕のこと」

悲しみに閉ざされたあなた

すべて締め出してしまって
あなたは淋しくないかな

せめて一筋の光だけでも
あなたのその閉ざした世界へ
・・・届けばいいのに

少しでも暖かいといい
そう思う僕は
そっとあなたの側へ

少しでも僕のこと
僕がいるってこと


思い出してもらえるように

（記）2006/07/24

«感情No.73 道のり»

「道のり」

ずっと前だけを見て
ずっと進むことだけ考えて

ただひたすら歩いてきた


走りながら行った道
這いずりながら行った道

でもひたすら進んできた

止まったらまるで息もできないかのように
止まったらもう最後だというように

ただ前に　ただ先へ

でも少し振り返ることも
でも少し立ち止まることも

ほんの少しだけど必要なんだと
今の僕には・・・


進むことだけを考えていた日々
けっして間違いじゃないだろうけど

少し周りをみて進むこと
少し後をふりかえってみること

ただ進む日々をやめて
少し視野を広げて進んでみた

僕はこの世界の広さを
僕はこの世界の美しさを

喜怒哀楽いろいろあって
おもしろいと感じながら進めたら


僕はこれからも歩みを止めたりしない
でも立ち止まることもあっていいと
そう思えたから

僕はこの道のりを体全身で感じていこう

もう進むだけじゃ物足りないから
もっと知りたいことはたくさんあるから

（記）2006/05/03

«感情No.72 背中»

「背中」

どうしたの？

なにがあったの？

今日の君の顔をみていると
心配になるよ

でも今は近付かないでというように
僕に背を向ける君

もうしばらくは
君の背中を見守っているよ

でも話したくなったら
僕の所においでよね

（記）2006/05/23